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読むだけでゴルフが上手くなる!
【村瀬流ゴルフメンタルマネジメント論　vol.133】
https://nobugolf.com/

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このメールは、「ノブゴルフスクール」ホームページより
【「ゴルフメンタルマネジメント論」メールセミナー】に
ご登録いただいた方、
村瀬雅宣のセミナーに過去ご参加いただいた方、
村瀬雅宣と名刺交換させていただいた方など、
「ノブゴルフスクール」とお付き合いがある
「大切な方」にのみ、お送りさせていただいております。

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◯◯さん、こんにちは!

早速ですが、今週のテーマです。

先週から私のメンタル実録編の第二弾を
お送りしていますが、
今回は、その後編になります。

いよいよ、後半ワンアンダーで迎えた
最終18番ホールです。

距離は328ヤードの短いミドルホールです。

試合であれば、
スプーンでショットをする距離ですが、
他の2人がパープレーだったこともあり、
ドライバーで勝負し、
ナイスショットになりました。

セカンドは残り80ヤードと、
絶好の大好きな距離が残りました。

この距離であれば
56度のウエッジで打てるので、
ワンピンに付ける自信はあります。

ピンが奥に切ってありましたので、
勝負として、
ピン手前ワンピンを狙いました。

しかし、ここで私はマネジメントを
まったく無視してしまったのです。

通常であれば、
グリーンの形状やライン、
深い芝の状態や奥や左右の状態を、
可能な限り、
カート内の画面で確認するのですが、
カートが遠くにあることもあり、
また、得意な距離ということもあって、
確認をしませんでした。

その判断の中に、
次打の大きなミスの原因があったのです。

その時の私のメンタル状態は
以下のような心境です。

①ここで前半のスコアを
　少しでも挽回したい

②他の3名に負けたくない

③大好きな距離を残したので、
　グリーンを外す確率はゼロに近い

④ワンピン手前を狙い、
　2メートル上りのラインを残したい

⑤最後はバーデイーを取って、
　2アンダーとしたい

⑥企業対抗戦でもあり、
　勝利に貢献したい　等

ゴルフメンタルカウンセラーとしては、
「掟破りの」ような心境に
なってしまいました。

では次に何が起こったのかを説明します。

56度のウエッジですが、
ピンハイなので少し強めにヒットしました。

ピン位置はグリーン左奥です。

左エッジから3メートルの位置です。

遠くからでもわかるほどの
2段グリーンの奥に切ってありました。

結果は、距離はピッタリでしたが、
ピンの左エッジ側に飛んでいき、
多少の左傾斜に落ちたボールが
無常にもさらに左にキックしてしまいました。

その段階ではその程度の結果検証です。

しかし、その場に行ってみると
なんと、なんと、
ボールが見えない程の深いラフの中で
さらに強い左傾斜のライでした。

ラフが雨に濡れています。

エッジまでは、
谷のような窪地を超える必要があり、
そのエッジから3メートルほどのところに
ピンが切られています。

さらにグリーンの反対側も
相当な傾斜になっていて、
直接グリーンに乗せると、
30ヤード右下のエッジまで行ってしまう
ような傾斜になっていました。

そこでパーセーブを目指し、
ソフトにフワッとボールを上げることに挑戦し、
見事に上げることができたのですが、
無情にも
20センチ手前の受けている傾斜につかまり、
また手前に戻ってきてしまいました。

そこで再びフワッと打ったボールは、
エッジには落ちましたが、
予想よりも芝の逆芽がきつく、
またエッジに食われ、グリーンにオンしません。

そこからパターで寄せましたが、
またまた無情にも
止まりそうなボールが下りの傾斜に加速して、
最初に予想したように
20ヤードほど下ってしまいました。

そこから2パットの
トリプルボギーとなってしまったのです。

以上が今回の「事件」の概要です。

その後の表彰式は覚えていません。

メンタルカウンセラーとしては、
失格ですね。

今回の「事件」で、
ゴルフのメンタルコントロールの難しさや
自分自身の状況判断の甘さを
改めて反省した次第です。

人間の判断の真価は、
通常ケースではなく、
想定外の状況になった時に
問われると改めて学びました。

想定外の事態時にも、
通常のマネジメントが出来るように
精進していきたいと
前向きに反省した次第です。

今回はここまでです。

2週にわたって、
私のメンタル実録編をお送りしましたが、
◯◯さんにも参考になれば幸いです。

次回はいよいよ
新しいシリーズをお送りしますので、
そちらもまた、
楽しみにしてくださいね。

今週も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

また来週もメールしますね。