【村瀬流ゴルフ論 vol.314】松山秀樹選手は何故、全米プロ選手権に勝てなかったのか? その1

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2021.06.04

【村瀬流ゴルフ論 vol.314】松山秀樹選手は何故、全米プロ選手権に勝てなかったのか? その1

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◯◯さん、こんにちは!

前回のお約束した通り2回にわたって、
私なりに松山秀樹選手が
何故、先日の全米プロ選手権に
勝てなかったのかのメンタル的な分析を
してみたいと思います。

【状況その1】

全米プロの3日目、アウトの追い上げで
トップのミケルソンと2打差で迎えた
松山選手の11番ホールを
◯◯さんは覚えていますか？

ここで状況を細かく振り返ってみたいと
思います。

セカンドをグリーン脇のラフに落とした
松山選手でしたが、
そこから見事なアプローチでピンに寄せ、
残り1.5メートルのストレートややフックの
ラインでした。

松山選手の今回の全米プロのショットは、
素晴らしいショットの連発と
難しいグリーンを見事なパットで、
特にショートパットはほぼ完璧な調子
でした。

恐らく本人は今の調子であれば、
「バックナインを2アンダーでラウンド
できれば優勝の可能性もある」
と思っていたはずであり、
少なくとも上位を狙えると思っていたと
思える程、調子が良かったと思います。

私もトップのミケルソンは50歳ですし、
崩れる可能性もあるので、
松山秀樹のメジャー連覇の夢を
早朝眠たいながら期待して見ていました。

◯◯さんも同じ気持ちでは
なかったでしょうか？

結果は、ご存知のように、
わずかにカップの左に切れてしまい
ボギーになってしまいました。

そのショートパットを外したことが、
完全にリセットできずに、
次のホールでもショートパットを外し、
連続ボギー、次のホールでドライバーを
深いラフにミスショットして
不運もありダブルボギー、
次のホールもボギーと、
なんとなんと予想もしない
4ホールで5オーバーとなってしまいました。

11番ホールのショートパットを外した時の
メンタル面のさらなる分析に関しては、
松山秀樹選手の心の中に入り、
次回ご説明します。

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